【養育費】 養育費の減額が認められた事案
相談者：夫（申立人）
■ 事案概要及び解決のポイント
離婚時に，公正証書を作成して養育費について取決めをしていましたが，相談者の経済的な事情から養育費を支払えなくなり，数年間支払いが滞ってしまっていたところ，元妻から給料を差し押えられてしまった事案です。 公正証書での取決めは，現在の相談者の収入に比して高い養育費を支払う内容となっていたことに加え，相談者は再婚して扶養家族が増えていたことから，養育費の減額を求めて調停を申し立てることにしました。また，併せて，給料の差し押えについても，離婚後の紛争調整調停を申し立てました。 調停において以上の事情を丁寧に説明した結果，差し押さえられた給料の取立てを防ぐことができ，適切な額で今後の養育費を支払っていく合意をすることができました。
