【子の監護権】 子の監護権が争いになった事案
相談者:妻
■ 事案概要及び解決のポイント
妻が幼い子を連れて別居を開始した後,夫側から子の引渡し,及び監護者を夫側とすることが求められた事案。 夫側からは,妻側の就業歴や生活習慣の問題等を指摘されて監護者として不適切である旨の主張がされました。これに対して,夫側の認識と実態に齟齬があること,改めるべき点は改めていること,何より,実際の養育環境が安定しており子にとって望ましいことを丁寧に主張し対応しました。 調査官の調査等を経たうえ,監護者を妻とし,子の引渡しを認めない内容での審判がされました。